移住して初めてムカデが出た日の話
自然豊かな暮らしの現実
朝はイソヒヨドリやホトトギスの美しい鳴き声で目が覚めます。
四季折々の花や木々に囲まれ、季節の変化を身近に感じられるのも移住生活の楽しみの一つです。
春には庭先に小さな花が咲き、夏には青々とした緑が広がります。都会に住んでいた頃には気にも留めなかった季節の移ろいを、今では日々感じられるようになりました。
ある夜、デスクワークをしていた時にはフクロウの鳴き声を聞き、思わず手を止めて聞き入ってしまったこともあります。
自然の中で暮らすことには、そんな贅沢な時間があります。
一方で、自然が豊かな場所には都会では見かけない生き物たちもたくさんいます。
カメムシや大きなクモ、ヤモリなどに出会う機会も増えました。
そして、移住して一番衝撃だったのがムカデとの遭遇です。
ベッドにムカデが出た日
移住して1番強烈だったのはムカデとの遭遇です。
都会で育った私は今までムカデを見たことありません。
ある夜のこと、寝ていたのですが、頭の上をモゾモゾ長いモノがよぎっていったのです。
私は寝ぼけていたのか、何げなく髪の毛をかき上げた瞬間何かベタっと床に落ちたのです。
見たらなんと足が何本もついてる15センチ程の黒い物体がものすごい勢いでベッドの隅に逃げたのです。
最初恐怖で何が起こったのか分かりませんでした。
足が早くて捕まえることも出来なく、またどこからか現れるのではないかという恐怖で、その日は朝まで眠れませんでした。
翌朝電車の中でムカデについて猛ネットリサーチしました。
私のムカデ対策が始まったのです。
実はあのあとも何回かベッドやキッチンに出たのですが、対策をしてからは出る回数が減った気がします。
それでも油断は大敵です。対策は欠かさず行なっています。
私が始めたムカデ対策
あまりにもショックと恐怖で私は必死に対策をネットで調べました。
水回りが進入のおもな原因
あまりにもショックで、その日から通勤電車の中や休憩時間にムカデについて調べるようになりました。
調べていくうちに、ムカデは排水口や通気口、浴室まわりなど、ちょっとした隙間から侵入することが多いと知りました。
そこで私は、通気口にネットを取り付けたり、浴槽の排水口のフタを必ず閉めるようにしたり、できることから一つずつ対策を始めました。
最初は「本当にこんなことで効果があるのかな」と半信半疑でしたが、防虫剤をたくさん置くよりも、まずは侵入経路を減らすことの方が大切だったように思います。
実際に対策を始めてからは、以前ほど見かけなくなりました。
もちろん完全にゼロになったわけではありません。それでも何もしないで怯えていた頃に比べると、気持ちはずいぶん楽になりました。
ムカデが出るたびに驚いていた私も、今では「まずは侵入経路を確認しよう」と考えられるようになりました。
家や庭を常にパトロール
家の周りや庭を綺麗にしておくことも重要です。
ムカデは乾燥に弱く、湿気の多い場所を好むそうです。そのため、コケが生えている場所や、鉢植えや石の下などは特に注意が必要です。
私も移住してから庭を見直してみると、使っていない鉢や放置していた石が意外とたくさんありました。
それ以来、不要なものはなるべく片付け、庭の風通しを良くするよう心がけています。
ムカデは湿気を好みますが、日本の梅雨から夏にかけては湿度も高く、湿気取り剤や除湿機だけでは限界があります。
だからこそ、多少面倒でも家の周りをこまめに見回り、ムカデが潜みそうな場所を減らすことが大切だと感じています。
私は休日になると庭や家の周辺をチェックするのが半ば習慣になりました。以前なら面倒だと思っていた作業ですが、今では安心して暮らすための大事な時間です。
梅雨の時期は特にムカデが活発になるそうなので、この時期はいつも以上に気をつけるようにしています。
救世主、ムカデ用テント
とは言っても、ムカデが何度もベッドに現れたことはトラウマで忘れられません。そこで、ある蚊帳屋さんが発明したムカデントを見つけ購入させていただきました。
このムカデントのおかげで毎日安心して眠れるようになりました。
このムカデントを発明した蚊帳屋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今でも梅雨から夏まではこのムカデントなしでは安眠できません。
残念ながらもうムカデントは販売中止になってしまいましたが、
今では色々なサイズが他店で販売されています。
そろそろ私のムカデントも買い替えする時期なので他で探してみようと思います。
折りたたみ式でコンパクトにしまえるので梅雨から夏の間はこのテントを愛用しています。
本当にこのテントは私の救世主でした。
安眠したい方には本当におすすめですよ。
まとめ
都会育ちの私は、虫にほとんど接することなく育ちました。そのため、移住して間もない頃は戸惑うことの連続でした。
家の中で見慣れない虫を見つけるたびに驚き、慌ててインターネットで調べることもしょっちゅうありました。
今でも家の中で虫に遭遇するとドキッとすることがあります。特にムカデだけは何度見ても慣れる気がしません。
それまでは虫のことなど気にせず生活していましたが、移住してからは季節によって現れる虫が違うことや、雨が続くと増えやすいことなど、少しずつ自然の仕組みにも目が向くようになりました。
気をつけないとダニや蚊だけでなく、刺されると大変な虫もいます。だからこそ、家の周りを整えたり、日頃から対策をしたりすることも暮らしの一部になりました。
正直なところ、今でも虫は苦手です(笑)。
それでも自然の中で暮らしていると、人間だけがこの場所で生活しているわけではないのだと実感します。
朝は鳥の声で目覚め、夜にはフクロウの鳴き声が聞こえる。季節ごとに花が咲き、木々の表情も変わっていきます。
そして、その自然の中には虫たちも当たり前のように暮らしています。
鳥の声に癒やされることもあれば、虫に驚かされることもある。そんな出来事も含めて、自然の近くで暮らすということなのかもしれません。
これからも少しずつ自然との付き合い方を学びながら、移住生活を楽しんでいきたいと思います。
